お土産2

今日も引き続き、帰省土産の製作です。

中学時代からの友達の息子さんに。

彼女は結婚し、地元近くに家を建て暮らしています。

帰省のたびに連絡すると、忙しいなか逢う時間を作ってくれます。

 

生まれ育った場所から離れて生活している方はわかってくださると思うのですが、

40にさしかかった最近特に、地元に帰るとすこしへこむことが多い。

へこむというか、なんかアンニュイ~な感じになるというか。

私の直近のへこみポイント↓

その一。小学校と高校がダブルで生徒不足で廃校に

その二。母の歩き方が死んだおばあちゃんそっくりになっている

その三。帰るたんびに実家の荷物の量が半端なく増えている

三はまあ我が家にしかない悩みかもしれませんが(物が捨てられないお母様)、一、特に二はけっこう来る。

親の老いは、しょうがない当たり前のことなんですが、元気で溌剌していたころを知っている身だと、なんか来る感じありますよね~。

ましてや普段離れていると、久しぶりに逢った時のその進行度合いは割とスピーディで。

一は、事象の原因が私の郷里が割と半端なく田舎ってのと、高校がとんでもなく蟻さん並みに偏差値が低かった(私が在籍当時)ってのも大いにあります。

多くの方にわかっていただく例としては、学生時代に足しげく通っていたお店が、久しぶりに帰って行ってみたらつぶれちゃってた、みたいな。そんなケースなら多いと思いますがどうでしょうか。

そのころの思い出がよみがえってくると同時に、そこはかとなく物悲しくなりますよね。

大幅に脱線しましたが、そのちょっとインにはいる里帰りの癒しが、私にとっての彼女なのです。

彼女は地元に残り、家庭を持ち、生き生きとした生活を送り、帰れば変わらず出迎えてくれる。

その「変わらない」ことが、とても救いで、とてもほっとします。

ありがたい、大切な存在です。

 

さて、そんな彼女のご子息は、女子な男子です。

要するに少し恥ずかしがり屋さんなので、名前は小さめに、というリクエストでした。

 

いつもの半分くらいの文字ボリュームにしました。

お母さんに似た彼の性格のように、穏やかで、かつ自分を持った文字にしたつもりです。

前面

前面はローマ字でのご指定でした。

いつももらってばかりの帰省なので、これを贈ることで何か与えられればいいなと思います。

 

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